■ 下処理

その場で食べる、持ち帰るにしても下処理は必要となります。
軍手をすると滑らずしっかりと押さえることができるので、軍手はした方がいいです。
魚の鮮度を保つ方法として、針を延髄(?)に刺して仮死状態にします。
しかし、そんな技術は当然持ち合わせていないので、エラから背骨にかけて一気に包丁の刃を入れます。
次に、けつから頭に向けて刃を入れて行き、ハラワタを取り除きます。
後は両側のウロコを包丁で削げ落とします。
持ち帰る場合はここで、表面と中に塩をよくすり込んでおきます。
現地焼きの場合は、水分をクッキングペーパーなどで拭いてから表面に塩をかけます。

■ 焼く!

下処理が終わったら、いよいよ焼きます!
当然炭にもこだわりたいので、備長炭を用意しましょう!
嘘です。ダイソーなんかの炭と着火剤で十分です。
そして炭を使いじっくり焼き上げます。そう、みなさんご存じ遠赤外線効果です。
また、よく魚の頭を下向きにして焼いてますが、実はあれには意味があるそうです。
余計な水分と脂を落とすのと、脂が炭に落ちてその煙で燻されるという効果があります。
また串についてですが、木製ではなく鉄などの熱が伝わる素材を使うことによって、
中からもじっくり焼けるようになります。

釣りに時間を費やしてお腹も空いてすぐ食べたい!という方は網を持って行きましょう。
網を炭に近づけて焼けば、短時間で焼くことが可能です。

とここまで書きましたが、持ち帰ってガスコンロで焼くのももちろんOKです!
様子を見ながら表・裏とひっくり返してしっかり焼いて、大根おろしを添えて完成です。