■ きっかけ

ということで、管理釣り場歴5年程のNoranekoです。
海釣りを小さい時にやっており、小学生時代は毎年瀬戸内海で釣っていました。
そこからしばらくは釣りはやっていなくて、大学に入ってから久しぶりに釣りをやり始めました。

海釣りでは主にエサ釣りだったので、ルアーやスプーンを使って釣るやり方は実に新鮮でした。
エサ釣りの場合は、『浮きが沈んだら巻く』という感じで、その間は基本眺めてるだけでしたが、
ルアーを投げて巻き、『食いついたら合わせる』というこの感覚は他では得難い経験でした。
バス釣りなどにはまる気持ちがすごくわかりました。
あとは海釣り同様、持ち帰ったりその場で食べられることも大きなポイントでした。


■ 道具を揃えよう

最初に言っておきますが、釣りは本当にお金がかかります><
現在の管理釣り場の相場が4,000円ぐらいで、スプーンなんかもだいたい1個以上なくなり、
ガソリン代と高速代、なんだかんだんで一回8,000円以上は見ておいた方が良いです。

それに加えて、初期投資も必要です!
一番最初は、ルアー(糸付き)と3段階ぐらいの折り畳み竿で1,980円の物を使っていました。
これのメリットは安くて持ち運びが楽!

というか、それだけです!

本当にオススメできません。
多分このセットで釣れたのは1,2匹くらいかも...

初心者で始めようとする人に、他のサイトとかでは結構良い物を勧めていますが、
ある意味正しいですが、冒頭に書いたようにお金がかかるので、
やっぱり辞めるとなった時のことも考えて、道具を買った方が良いです。
(今はタックルベリーとかで釣り具を買い取ってくれますが。)
もしくは、最初の一回だけは、釣りをやっている友達や、
管理釣り場でレンタルするという手段もありだと思います。

ところで、道具を揃える前に覚えることがあります。
それは、釣り方です。
現在、『ルアーフィッシング』、『フライフィッシング』、『エサ釣り』の3種類がありますが、
ここでは、管理釣り場でのニジマスを対象にルアーフィッシングを前提として、
私の経験上の釣れる最低ラインの初心者用セットを書いておきます。

【竿】
竿で一番重要なのが硬さです。特にニジマスを対象とする場合は柔らかい方が良いらしいです。
XUL(エクストラウルトラライト)、SUL(スーパーウルトラライト)、UL(ウルトラライト)、L(ライト)...
と左が一番柔らかいです。柔らかいと言っても各社各様らしいです。
最初は竿を乱暴に扱ったりしがちなので、ULで大丈夫だと思います。
いろいろな管理釣り場や渓流で釣りましたが、長さは60(6ft)で丁度いいです。
狭いところだと、対岸まで飛んでしまうので投げる強弱の練習をしましょう。
自分の行くエリアや、渓流が狭い場所であるならば56(5ft6in)以下でも良いと思います。
竿自体は2ピースのカーボンで、グリップはコルク製を探しましょう。

正直なんだかんだで『上州屋』へ行って店員さんにイロイロ聞くのが正解です。
釣り好きで、自分でも釣っている店員さんがいるところで聞き込みましょう。
その『上州屋』なのですが、そこでSZM(SUZUMI)製のニジマス用の竿が売っています。
上記の条件に合う60ULの竿が4,000円以内で手に入りますので探してみましょう。

オンラインだと、アウトドアとフィッシングの専門店【ナチュラム 】
が専門店だけあって品揃えがよく、アマゾンよりオススメです。


SHIMANO(シマノ) ロッド 13 トラウトライズ 60UL

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【リール】
リールには2種類あり、スピニングリールとベイトリールがあります。
海釣りでたまにベイトリールを使って遠投したりしてましたが、管理釣り場ではスピニングリール一択です。
またニジマス釣りでは軽さが重要視されています。
ニジマスの当たりがよくわかるようにと、一日中投げて移動する運動になるので全体的に軽い方が好ましい。
では何を買えば良いのか?

まぁ、『上州屋』ですね。
もしくは、アウトドアとフィッシングの専門店【ナチュラム 】で!

リールにも竿と同じく型番みたいな物があります。
1000番台~1500(2000)番台の各メーカーの一番小さいサイズの数字のリールが良いです。
小さいと巻くのが大変ですが、それと引き換えに軽さが手に入ります。
数字の後ろにSが付いてる物もあります。ShallowのSで、溝が浅いという意味です。
ワゴンや特売のSHIMANOやDAIWA、alpha tackle、RYOBI等の1000S~1500(2000)Sを探しましょう。
浅溝がない場合は、1000~1500(2000)で大丈夫です。
価格は2,000~3,000円ぐらいを目安としましょう。ラインが付いていない物を選びます。


SHIMANO(シマノ) リール 12 エアノスXT 1000S 28631

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【ライン】
実は釣りにおいて、ラインは一番重要な項目だと思っています。
安い物だと癖が付いたり、伸びなかったり、すぐ切れたりします。
リールにラインが付いてない物を選ぶ理由もこれらの理由と、
あとはニジマス釣りにおいてはニジマス専用の細いラインを使うからです。

ラインの種類はナイロン、フロロカーボン、PEの3種類があります。
しかし、私はナイロンしか使ったことないので他のは、よくわかっていません。
むしろナイロンで苦労してないので、ナイロンで全く問題ないと言って良いでしょう。
太さに関してはニジマス用の4lbを購入しましょう。
4lb(ポンド)というのは、1lb≒450gなので、1.8kgの超大物まで釣ることが可能なのです!
と言うより、最初は木にひっかけたり、からまったり等のトラブルが多発すると思います。
その時に細いラインより太い方が対処しやすく、当たりが出た時に多少強く引いても切れる心配もありません。

前述したリールなのですが、よく見るとラインの太さと巻ける長さが決まっています。
SHIMANOを例に出すと、『ナイロン(lb-m) 2.5-140、3-100、4-90』と言う表記があり、
これは4lbのラインが90m巻けますよと言う意味になります。
なので話が戻りますが、4lbの糸が巻ける1000S~1500(2000)Sのリールが必要になります。
ラインについては、ニジマス用の4lb、100mがだいたい1,000円ぐらいで置いてあります。


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【ルアー】
自分が始めたころは、『上州屋』のMMミノーとスプーンを併用してましたが、
ここ最近の感想ではミノーは全くと言って良いほど釣れなくなりました。
上州屋』でもMMミノーの取り扱いが激減し、その代りクランクが増えましたね。
SHIMANOのふわとろとか良いらしいですね。

しかしどれもこれも、1,000円以上します!
これはお財布に厳しく、なくしたら泣きが入るでしょう。
なので、安定度NO.1のスプーンを買いましょう。
スプーンであれば160円~450円ぐらいで購入できます。

オリーブ、ブラウン、からし、赤金、の4色、1g~2.5gで最低でも4つは用意したいです。
中でもアングラーズシステムのDOHNAの赤金が釣れるという情報があったので、先日それを買って行ってみました。
フライをやってる人も全然釣れない状態で、かなり渋かったですが、そのスプーンで1匹上げました。
今まで適当に買ってて、正直メーカーで差が付くものじゃないだろうと半信半疑でしたが、
あの渋い状況で釣れたので、強くオススメしたい逸品です。

ところで、ほとんどの管理釣り場では、魚を傷つけずにリリースする為に
バーブレスという返しのない針を使用します。
スプーンではほぼ100%バーブレス仕様の針ですが、ミノー等はまだ3本フックがついています。
その為、返しをペンチでつぶすか、バーブレスの針に変える必要があるので、注意が必要です。
また最近では、ラインに付けるリングが付いていないスプーンを見かけるようになりました。
これはスナップを使用して使う人が増えた為だそうです。
確かにルアーはあれこれ変更するので、その際にラインを切って付け替えてと手間と時間を費やします。
これをスナップにすることで、かなり楽になりました。
なので、これから始める方はルアーやスプーンにリングが付いてる物はリングを外して、
スナップ仕様にするのがオススメです。


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【その他】
まず絶対必要な物を書き出しましょう。
ラジオペンチ
工具箱
...これだけかな?
工具箱は、リールも入る物を選んだ方が移動が楽になるので、大きめの物を買いましょう。

次にあると望ましい物です。
フックリリーサー
ラバーネット
折り畳みチェア
もしリリースすることが目的であるならば、フックリリーサーは必需品になります。
あとは万が一を考え、ネットを持っておくと良いと思います。
最近はレギュレーションでラバーネット使用の所が増えています。

釣った魚をその場で食べる・持ち帰る為に必要な物
マッチ、着火剤、炭、串
ビク、クーラーボックス
塩、氷、保冷剤
軍手、包丁
炭等は現地で買ったり、有料で用意してくれる場所があります。
魚を食べよう』で魚の下処理~BBQについて説明します。
ビクにとりあえず入れておき、下処理した物をクーラーボックスに入れて持ち帰ります。
包丁は現地の炊事場で用意されてることがほとんどですが、持って行くと取り合いになりません。


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■ 釣りに行こう

準備ができたら出発です。
大型連休では釣られ過ぎて食いが悪くなります。なので、大型連休では初日を狙いましょう。
時間帯は『朝まずめ』の早朝ですね。ただ早朝で釣れない時は、一日中釣れない可能性もあります。
大体の管理釣り場では放流があります。一日で多くて2回程あるので放流時も狙いましょう。
最後は『夕まずめ』の夕方です。

時間帯も重要ですが、管理釣り場の管理者に何で釣れるのかを聞いて、それを試すのもオススメです。
場所によっては、ペレットタイプのルアーやフェザージグが許可されているので、迷わずそれを使いましょう。

どこに行くべきかは、個人ブログや当サイトのような総合サイトを見て下調べをしてから行きましょう。
当サイトでは今後も最新情報を追加して、質の高い情報を発信できるようにがんばります!